診療報酬

改定診療報酬の中の病院給食業務の変化とは?

 平成28年度の診療報酬改定は、実質かなり厳しいものであるとされていますが、どうなのでしょうか。また、地域包括ケアシステム、病床の機能分化・連携、かかりつけ医等の推進が掲げられていますが、これまでの医療政策は、患者にとってだけでなく、医療関係者(病院経営者も含む)にとって良い結果となっているのでしょうか。

 そのような疑問を持ちつつも、今回は病院給食に関係する診療報酬内容と栄養食事指導の変化についてご紹介します。

 診療報酬から外来透析患者の専用の食事が外され、透析後、コンビニで弁当を食べていたなどの例が以前報告されましたが、診療報酬と医療の提供のあり方(指導料はあり)に矛盾を生ずるような対策は現場(病院)の混乱を招く結果となっており、今後も同様な状況が発生することのないよう希望するところであります。

2016年度診療報酬改定資料 抜粋

2016年度診療報酬改定資料 抜粋

2016年度診療報酬改定資料 抜粋

栄養食事指導の対象及び指導内容の拡充

栄養食事指導の対象及び指導内容の拡充

栄養食事指導の対象及び指導内容の拡充

参照:第4回「病院のみらいWeb」研究会主催2016セミナー「ヘルスケアフード最前線 非採算部門からの脱却 ~多機能化する「食」にどう向き合うのか~ 患者給食の未来を考える」(日清医療食品株式会社 赤木正尚氏、2016年4月22日)講演資料より抜粋

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