演題：『AI＆ロボット化は人手不足の解決策（パートナー）となるか？ 〜現場のAI＆ロボット活用のみらい～』

医師、看護師など、医療関係者の人手不足は深刻な状況にあり、将来的に医療・福祉サービスを維持していくことは厳しい状況であるとの認識がなされております。加えて、これらの施設を維持していくための施設設備管理など委託業務（医療関連サービス業務）においても人手不足は深刻な状況となっておりますが、個々の対策は検討されているものの、包括的、かつ全体的な対策は未解決のままです。

本セミナーでは、医療における人手不足の原因や現状を調査・検討し、一般的な求人という方法とは別に、IT技術（AIによる診断や検査、運用システムなど）の導入による解決策について、導入事例などを含めご紹介するとともに、これらの技術を導入した場合の病院の変化、新たな病院の施設や運用のあり方などについても検討して参りましたのでご紹介させて頂きました。

加えて、施設の委託業務の一つである清掃業務における人材不足を解決する対策としての清掃ロボット導入の可能性について、その開発状況と実際の活用による影響（費用対効果など）についても検討致しましたのでご紹介致しました。

■講師紹介

大谷 勇作
「病院のみらいWeb」研究会 事務局長
医療及び医療関連サービスに関連する調査研究とトータルマネジメントのための医療環境情報研究所（メイリサーチ・インスティチュート）設立・活動する中で、院内感染対策などの具体的な諸問題や経営の改善に取り組まれる病院・診療所へ参考となる情報を提供・検討していくための「病院のみらいWeb」研究会を設立し、活動中。
[経歴]
1983年　明治薬科大学大学院薬学研究科博士課程終了、博士号取得
1993年　医療環境情報研究所（メイリサーチ・インスティチュート）設立、代表取締役就任
2013年　「病院のみらいWeb」研究会事務局長就任 現在に至る

川野 俊彦
三洋商事株式会社 クレンリネス事業部 部長
一般毒物劇物取扱者
清掃業務における品質向上・省力化をご提案
問題解決をテーマにご提案・企画