院内感染対策

院内感染と病院・診療所内の動線※1との関係とは?

現状

医療関係者が考える院内感染は、感染症の種類、治療方法など自身が行う医療行為に関係するものが主となっています。手洗いなどの対策についても当然のようになってきておりますが、院内感染と人、物などの動線との関係を種々の視点から検討することには慣れていないのが現状となっています。

提案

病院の新築移転・増築をお考えの場合は、設計・建築の構想段階において、院内感染と関係する動線について検討する事をお勧めいたします。

動線に関するQ&A

Q.患者と職員が同じエレベーターを利用した場合の問題点は?

A.・職員の作業効率が悪くなる
  ・患者が使用する時に、時間がかかってします
  ・院内感染(インフルエンザ・O-157・結核等)の恐れがある
  ・患者と職員の利用について、優先順位の区別がつかない

などなど……

設計・建築前に検討しておくことが大切です。すでに既存の病院・診療所の場合には、運用を検討し直し、対応を考える必要があります。

  • ※1 人や物が移動する経路

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